勝山さんのFB見たら、もうラーメンとカレーが食べたくて、いてもたってもいられなくなり、とるものもとりあえず「萬来軒」に急行した。
ラーメンカレーセット、キャベツ、杏仁豆腐付き680円!
由緒正しい庶民価格である。
やがて登場したラーメンは、シナチク、葱、叉焼、ナルトに海苔、縮れ細平打ち麺に醤油味という、押しも押されぬ真っ当に、林間学校の最後の日に食べたような、粉の匂いがするカレーである。
これを見て目尻が下がらぬおじさんは、おじさんではない。
なにか不幸なことがあったに違いない。
カレーは、林間学校よりゴーカである。
どこがゴーカかといえば、ニンン人、ジャガイモ、豚コマの布陣は同じでも、そこに玉葱と葱!が入っているのですね。
これだけでもう、おじさんは嬉しくなるのです。
さて。まずは東京ラーメンの澄んでいないうま味といいましょうか、じんわりと舌にまつわりつくおいしさを味わい、数回ズルズルッと行ったところで、カレーを食べる。
その後にまたラーメンに戻ると、カレーの辛さと香りが残っていて、カレーラーメンとなる。
しかし3回ズルズルってやるとリセットされ、元の東京ラーメンが顔を出す。
その過程といいましょうか、流れといいましょうか。
俺だ俺だと叫んでいるカレーが、突然すっと身を引いて、東京ラーメンのよさを際立たせる時間がたまらないのであります。
今度はカレーに、ラーメンスープを極少量注いで混ぜる。
するとカレーがまろやかになり、僕らほんとは仲がいいんだぜと言ってくる。
こうしてラーメン、カレー、ラーメン、カレーを繰り返し、まったく異なる境遇の両者の仲を、深めてやる。
そういえば、蓮沼のラーメンとカレーの店はどうしたろう。
後半、まろやかもいいけど辛さもねと思い始めると、カレーに七味をかけ、さらにラーメンスープを注ぐ。
するとカレーはサラサラで、辛く、林間学校からインド飛んでいく。
林間学校とインドを交互に食べるのもいい。
ラーメンカレーの楽しみはつきない