カレー好きには、たまらない。
東京のカレー名店5店舗が、一堂に会しているではないか。
バリエーションがあるので、1店舗を選び、五日間来てもよし、二種類ずつを三日間食べてもよし、猛者なら五種盛りを食べてもよし。
今回は、インド風カレーの草分けである「デリー」の、最も辛いカシミールと、欧州カレーの大御所、「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」のビーフカレーを選んでみた。
方やサラサラ、片やドロリである。
最初から辛さが破裂するカシミール、一口目は甘く、奥底から辛味が滲むビーフカレーは、まず交互に食べるのがいい。
次に混ぜるのだが、ビーフ3カシミール7の割合で混ぜると違いが引き立つのだった。
これを他の組み合わせでも試したい。
ここには、そんな無限の楽しみが待っている。