生肉が好きだ

日記 ,

生肉が好きだ。
居酒屋でも焼肉屋でも生肉があれば必ず頼む。
O157事件の真っただ中に、「うちのはこういう理由で大丈夫だから」と
堂々と出していた店で食べていたし
なんでも生肉で食べてしまう女子社員を知っている(関係ないか)。
事件である。
このままでは当面生肉が食べられないだろう。
当面ならいい。
方向性の異なる厳しい行政指導によって、
牛肉の生食文化がすたれていくことになったら、とんでもない。
乱暴な言い方をすればこれはコストの問題である。
正確に処理され、裁かれれば、リスクは激減する
報道も、行政の指導や、「生肉用」有無の話ばかりしていては、
問題点にたどり着けないのではないだろうか。
極端に言えば、フグの問題に置き換えてみると分かりやすい。
280円のユッケなんて、
食べ手が、その卸価格から考えて見る想像力が必要だ。
その卸価格で下す精肉業者が、コストを上げてまで清潔に処理するのだろうか?
意外には言えないが、
飲食の事件の裏には、常にコストやデフレがあるのを忘れてはいけないと思う。

写真は愛すべき「ゆうじ」の刺身。