この海と過ごしたなら

日記 , ポエム ,

この海と過ごしたなら
愛が深くなるだろうか。
死を恐れなくなるだろうか。
朝が近づいてくれるだろうか。
昼空より高く、舞うことができるだろうか。
夜より遠くに、行けるだろうか。
「そんなことは、どうだっていいんだよ」。
「天国の海」と名づけられた海岸は、そういって、静かに微笑んだ。

ハワイ・ラニカイにて