最近、仕事をしていて「ありがたいなあ」と、思う。
なにより感謝しているのは、若い人たちと仕事ができることである。
連載している食べログマガジンやRetty、先日のYahooライフマガジンの編集者も、みな20代だった。
こうして40才近く離れた人たちと、個と個で仕事ができる、60を越えた(肥えた?)親父は、中々いないかもしれない。
もちろん若ければいいというものではない。
僕が出会った、彼らや彼女らは、みな謙虚で知的好奇心に満ち、自分の仕事に誇りを持って、楽しそうに仕事をしてらっしゃる。
そういう人たちと仕事をするのは、実に楽しい。
この人のために原稿を書こうと、意欲がかき立てられる。
また、普段僕が当たり前だと思い込んでいたことを、彼らや彼女がまったく知らなかったり、驚かれたりするのが、とても刺激になる。
「え? そうなんですかぁ」と、目を輝かせながら、前のめりになる瞬間に、ハッと気づく。
食の世界で、マンネリ化していないか。新しい知識への好奇心が薄れてはいないか。常に基盤を見直すことを忘れていないか。
彼らのリアクションが、僕の心に警鐘を鳴らす。
だからその度に、「ありがとう」と、感謝する。
最近、仕事をしていて
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