愛知万博を記念して作られた弁当が、終了しても継続して売られることになった。
ここのところ不評だったJRパッセンジャーサービスも少しづつ腕を上げている証左ともいえる弁当だ。
鮭の柚庵焼きは抜け殻になり、えびはかつてえびだったことを忍ばせるのは、その姿だけと、不満もあるが、野菜の田舎煮はその名のごとく、程よくこっくりとした味に仕上がっていてなかなかよし。
ご飯も割り干し大根もよかった。
これで魚介類を抜いて、精進弁当を作れば、特徴として抜け出せると思うのだがいかがだろう。
まあ全体的によい出来ではあり、千円は許せるが、大阪水了軒の「駅弁」980円よりは劣っていることを自覚するるべきである。
それにしても名前の大仰なこと、センスなきことが悲しい。