美味しいホットドックの条件はなんだろう?
①ソーセージがパンからはみ出している(食べることによってソーセージは、奥へ奥へと下がっていくので、はみ出ていないと最後がパンだけになる可能性がある)
ちなみに食べると歯形で食べ口が「U」の字になる。これでは迫力とバランスに欠けるので、僕ははみ出たパンを少し齧って平らにして食べる。もしくはソーセージを引っ張り出して食べる。
②だからといって、やたらソーセージが太いのもパンとのバランスが崩れて、困る。太さは直径4㌢まで。
③出来ればソーセージはチョリソとかニンニク入りではないシンプルで、皮はパリンといきたい。
④パンが温かい。焼かれていても温められても可。冷たいのは論外。
⑤玉葱とレリッシュ、もしくは刻んだキュウリのピクルスが添えられる。出来れば食べる人が好きなだけ入れられる。
⑥ケチャップが最初からかかっていない。食べる人の好みでかける。
⑦マスタードがたっぷり。自分で後から好きなだけかけるのもよい。粒マスタードでも良いが、フレンチマスタードが好ましい。イギリスのコールマン社やアメリカのフレンチ社がいいな。ディジョンマスタードやボルドーマスタード、ジャーマンマスタードもいいが、ここはフレンチマスタード。
⑧最近はソーセージ以外の食材を入れたものも、「ホットドック」と呼ぶようだが、論外。
⑨玉葱、レリッシュ等が基本だが、ハラペーニョ、トマト、レタス、チーズ、 ミートソースなども特例として認めたい。まったくの亜流ではあるが、50歳 以上の人の記憶にある、ロールパンに赤ウィンナーを挟み、ケチャップと辛子 をかけた(たまに炒めたカレー風味のキャベツを入れる店もあった)駅構内や 移動屋台で売られていた、昭和のホットドックも日本的解釈ホットドックとし て、唯一公認したい。
⑩ 「室内ではなく、屋外で、天気のいい昼か昼下がりに食べる」。