ミャンマー最後の朝食は、ホテルでとった。
こういう時の原則は、なるべく現地料理の麺料理とか米料理があっても、味見程度で済ませ、パン食を試すことにある。
作り置きの現地料理は、せっかくのこの国での思い出を引き算させるからである。
パン食の方が、痛手を受けても諦めがつくからであり、展開もしやすい。
まずバタートーストに、スクランブルエッグにレタス一枚をかまし、ベイクドトマトをフォークでつぶしてソースとして、タマゴサンドを作る。
ああ、うまいなあと、一人つぶやく。
さらに目玉焼きが注文できることにに気づき、頼む。
運ばれた目玉焼きは、大量の油で輝いていたがので、表面をティッシュで拭って油を拭き、別皿にテッシュを敷いて慎重に目玉焼きを乗せ、下面の油も除去した。
しかるのち、トーストの上に黄身が潰れぬよう、そっと乗せ、黄身部分に塩を振り、潰して広げる。
そしてパクリ。
労力をかけているなあという思いが、さらに味を美味しくするのだな。
これは大事である。
7枚目の写真、なかなかよろしい
ミャンマー最後の朝食
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