鳥取「御免」

ホルモンそばを食べなきゃ帰れん。

食べ歩き ,

ホルモンが雄叫び上げる。
ジュッ、ジュワァワァッ。
ホルモンが、悶え踊りながら、湯気を上げる。
ここは泣く子も黙る、ホルモンそばの「御免」だぁ。
おばちゃん、おっちゃんの、惚れ惚れとするコテさばきで、ホルモンが野菜が炒めつけられていく。
レバーにはもやしとニラ、ホルモンにはキャベツにもやしとピーマン、砂肝にはもやしと生のアルファルファ、嫁泣かせには、生キャベツにマヨネーズと、野菜を変えるのが憎いじゃありませんか。
野菜の炒め具合もピタリと決まって、泣かせるねえ。
やるねえ、おばちゃん、おっちゃん。
え? 嫁泣かせってなんだって?
僕も知らなんだ。気管を呼ぶんだと。
コリコリ固く、噛みにくいからかねえ。
それとも切りにくいからかねえ。
ホルモンとおかあちゃんの作った優しいモツ煮込み食べた後は、主役のホルモン焼きそばさ。
麺の一本一本にしがみついた脂の甘みが、甘辛いソースと出会って、食べた瞬間に大笑い。
おかあちゃん、ヤァ!も可愛かったよ。
鳥取に来たら、また会いにくるからね。