工事現場の先に見えるのは、鉄人28号じゃないですか!
いきなりである。
唐突である。
何の前触れもなくである。
ここは長田。
横山光輝先生ゆかりの地である。
近づけば確かにでかい、等身大?
しかしこれだけである。
写真撮って2分もいれば飽きてしまう。
28号の振り上げた手がむなしい。
どこを見ているのか、中空を見つめる視線がさびしい。
正太郎もいない。
敷島博士もいない。
「それは使う人間の問題じゃあないかな。どんなに大きな力を持ったとしても、平和を守るために役立てるならそれでいいとは思わないかい?」
正太郎が「ロボット技術が戦争に使われるのが許せない」といった言葉に対して
敷島博士が言った言葉。
役に立つのかたたせるのか、もう一度かみ締めてもらいたい。
鉄人 鉄人 どこへいく。