ヒンシュク覚悟で報告します。
河原で1時間半あぶり焼いてくれた鮎を、串から抜き、頭からかぶりつく。
その瞬間川底へ引きずり込まれるのだ。
強烈な苔の香りが香って、苦みとも甘味とも言えぬ肝と身の味が入り交じって、口の中に広がっていく。
都合5匹を食べた。それぞれに香りの強さが違う。
「まだ水が増えていないから、小さいよ。でも今年の遡上鮎は、去年より多いね」。嬉しい。
方や、皮の黄色が天然鰻のの証という鰻は、味が濃い。
海老のような香りを発散させながら、脂ではない甘味を舌の上に渦巻かせる。
しかし嫌みだが、なによりの御馳走は,
s四万十川を吹き渡る風に抱かれ、清瀧の音に包まれ、深々とした緑を愛でながら食事をいただく事なのである。
四万十川理事の奥さんが握ってくれた、塩結びの美味しい事!
最後の写真は、濃いい面々でした。
皆さん、そして四万十川、ありがとう。