バスク人の料理 2012.06.18 食べ歩き , 白身魚 , 大阪 , フランス料理 Tweet 新屋シェフは、3時間塩漬けにしたタラをさっと茹で、にんにくと玉葱でコンポートにした。 荒切りしたパンと混ぜ合わせ、ピキオスの漬け物に詰める。 赤パプリカを油で煮て、干赤ピーマンと合わせつぶして、塩とケレス酢で調味し、ソースとする。 どこか懐かしく、心がほっこりと座るおいしさは、バスク人そのものの料理である。 素朴な滋味が一つ。 充足のため息一つ。 味に不変の泰平があった。