サンフランシスコ朝食事情②
今回もフェリービルディングでの朝食のお奨めである。
サンフランシスコで、最もレストランから支持されているのベーカリー「Acme Bread(アクメブレッド)」を目指す。
昨日のチーズトーストも、ここのパン。
創始者は、シェパニースのパン職人だった、Steven Sullivan氏である。
7時からやっているので、「焼きたてはどれ?」なんて聞いてみる。本日はバケットだった。
そこでバケットのリュスティックデリロールと、アーモンドクロワッサンを購入。
コーヒーは、サードウェーブコーヒーの旗手、Blue Bottleがやっているので、そちらでもよし。でも今朝は、量をとって、Peets Cofeeにした。
まだ薄温かいリュスティックは、特徴的な薄いクラスト(皮)が軽快な歯触りながら、中はしっとりもっちりとしてほの甘い。
充分に時間をかけて発酵させた生地の力強さがあり、気泡が入りすぎていない点もいい。
一方クロワッサンの表面はパリパリと軽く、シナモン風味のカスタードとバターの香りが入り交じった中心部が、笑顔を呼ぶ。
この軟弱でない、しっかりとしたクロワッサンを、コーヒーの泡立てたミルクに浸け(トンペ)、カモメとフェリーを見ながらのんびりと朝を過ごすのである。