いよいよEURO2008決勝。
試合後のユニフォーム交換で気づくのは、みなチームカラーの機能アンダーシャツを着ていることだ。
体にフィットし、腕回りや背筋の動きを助け、汗の吸収力に優れ、速乾性でもあるアンダーシャツは、たくましき男を演出する。
ただ一人を除いて。
先日の準々決勝。イタリア対スペイン戦。
守護神(しかし、これほど使い古されながら堂々と使われている言葉ってないね)カシージャスの活躍でPKにスペインは勝利し、ユニフォーム交換し、上気した体から出る湯気が男たちの体を包んでいた。
ただ一人を除いて。
スペインは赤のアンダーシャツ。
イタリアは白。
しかしただ一人カシージャスは、白い、おっさんランニングシャツなのだ。
汗を吸って、だーらだらのゆーるゆる。
これはゲンを担いでいるのか。
ただダサいのか。
好みなのか。
彼女の趣味か。
マザコンなのか。
マドリード出身。
レアルのカンテラ出身。
エリートコース。
ラモスやカンナヴァーロや、メッツェルダーなどに指示する
リーダー。
顔もいい。
そして本名 イケル・カシージャス。
ちっともいけてない。
イケるなのに、いけてない。
日記 ,