どうしてかくにも、青森県人はソース焼きそばが好きなのか?
青森県にて二日で11軒の、ソース焼きそばの店を回った。
「大盛りください」。「中を二つ持ち帰りで」。「大盛りの大、卵付きで」。
どの店もひっきりなしにお客さんがやってくる。
皆大抵は一人か二人できて、黙々と食べては帰っていく。
青森市周辺の市には、必ず焼きそば専門店が多くある。
こんな県は青森だけだろう
真面目で芯が強く、頑固で我慢強いとされる県民性が、あまり変容を求めない、シンプルなソースだが焼きそばの一徹性を高めたのだろうか。
ソース焼きそばといっても、様々な差異がある、
油、麺、ソースという三大要素はもちろん、味の素の有無や量の違い、野菜の種類、肉の量や部位の違い炒め方などによって、違ってくる。
ある店などはお母さんと息子が作る味が、微妙に違った。
そして普通の共通項もある。
1 青森市の70以上のお母さんがやっている店は、皆お母さんが上品で美人。失礼ながら焼きそば店主といより、老舗料亭の女将といった風情がある。
2、ラードを使う店が多い。
3、鉄板派は少ない。中華鍋が多い。
4、ソースはカゴメ主流
5、 細麺が希少。
6、 卓上には必ず、追いソース用ソースと胡椒、一味が置かれている
7.老若男女がいるが、たまたまか、おっさん1人食いが多い。
8.皆さん話好き
9.そして店主の皆さんに共通しているのは、外でで待つ我々のタクシーの運転手に、冷たい水を持っていくなど、皆さん心底優しい。
焼きそば写真は2日目 の記録。全部青森市で
上から「小鹿」、「後藤」、「しょうた」、「原田製麺」「鈴木」、