「領収書下さい」といったら、
「領収書で』。と言われた。
この「で」は、20代の店員からよく言われることが多い。
オジサンとしては「で。じゃないだろう。領収書ですね。だろう」と突っ込みたくなるが、黙っておいてやった。
「で」で止めたら、なんの「で」かわからない。
「ですね」ならいいが、「ですか?」ならもう一度お願いしなければならないし、「でも」や「ではないですか?」かもしれない。
あるいは、「領収書ですな」か「領収書ではありませんな」、「領収書でません」、「領収書でんがな」かもしれない。
「領収書でずっぱり」、「領収書デカ」「領収書でとっくす」、「領収書でぶ」、「領収書デマ」、「領収書でんぐり返し」、「領収書できへん」の可能性もある。
その係員、区間料金が見つからず手間取っていたので、「1230円です」といったら、「1230円で」と返された。
うむ、睡眠不足に、この「で」攻撃はつらい。
領収証と記載されていなくても、受取った事実を証明するために、請求書やお買上票等に「代済」「相済」「了」などと記入したものや、レジペーパーなどその作成の目的が金銭又は有価証券の受取りの事実を証明するものは、いわゆる「領収証」と同じ扱いとなります。
ですから名刺の裏やメモであっても、金銭等の受取りの事実を証明するために作成した物であれば「領収証」と同じです。
これらを総称して領収証書類、所謂「領収書」と呼んでいるのだと思われます。
ですから、タクシーなどのレシートには、概ね「領収書」と記載されております。
中には「領収証」となっているものもありますが…