おいしい日記
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札幌「ラサンテ」
アスパラと共に生きる。
食べ歩き長年愛を注いできたものにしか到達できない料理が、今目の前にある。 料理というものは、ここまで深く愛を追求してこそ、ようやく高みに達するものなのか。 真面目な……
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札幌「ラサンテ」
「この時期は、シェフが生き生きとして、嬉しそうなんです」。
食べ歩きホワイトアスパラの精霊に、口づけされた。 勇猛ではかなく、雄弁ながら朴訥で、強靭さと脆弱を併せ持ち、どこまでも澄んでいる。 穢れなき苦味と、豊かな甘みで抱き……
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札幌「喜来登」
来たりて登り、喜々とする。
食べ歩き札幌に行くと、味噌ラーメン界のチョモランマに登りたくなる。 今日も新たな割烹に行く予定だったが、キャンセルして来てしまった。 ラーメン一杯にネギを1本半は使……
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札幌「アグリスケープ」にて。
愛しい気持ちが迸る。
食べ歩き吉田夏織シェフは、ユーミンのような人である。 笑みをたたえた眼差しと穏やかな口調で、野菜や肉への恋を語る。 野菜や山菜、羊や豚、鶏のことを、自分の……
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札幌「こなから」
ポテサラ新星。
食べ歩きこう来るとは、思わんかった。 「キーマカレーポテトサラダ」。 それはメニューの中で、一際光っていた。 「ポテトサラダ学会会長様 お待ちしておりました」と、言……
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麻布十番「薪鳥新神戸」移転
敢えて困難な道を歩く。
食べ歩き焼鳥を、炭火でなく薪火で焼く, そのことが、どれほど無謀なことか。 「まだまだです。先が見えません」。 仕上がりを褒めると、店主疋田さんは、とんでもないという……
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水レモンの気品に惚れました。
食べ歩き石垣島のペンギンガーデンから、水レモンが届いた。 初めて出会う果物である。 洋梨より一回り小さく、マンゴーの形をして、枇杷色が鮮やかで、可愛い。 ペルーやブラ……
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久留米「五十番」「又兵衛」「娘娘」
餃子シティ。
食べ歩き久留米は餃子の街である。 西鉄久留米駅界隈には、の餃子をウリにする店が多くある。 前回来た時に、何軒か回ったが、久留米餃子を代表するという「五十番」が臨時休業……
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南久留米「丸久」
久留米ラーメンとはなんね?
食べ歩き博多ラーメン、長浜ラーメン、久留米ラーメンの違いはなんなのか? 様々な見解があろうが、昭和28年創業の久留米「大砲ラーメン」社長によると、「人はジャンル分けや……
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博多「畑瀬」
博多ではもう、ここにしか行かんけん。
食べ歩き博多では、様々な店に行ったが、もうここしか行かんように、なってしもた。 「マッキーさん、野菜好きやから」と、前菜は、名残の山菜などの料理だった。 酸味と甘味……
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