おいしい日記
-
青山「ラブランシュ 」
陰陽。明暗。
食べ歩き明るさがあるから、闇が深くなる。 陰があるから、陽に感謝する。 凛々しさがあるから、弱々しさが輝く。 世は、両極があるからこそ、美しい。 田代シェフの料理も……
続きを読む -
浅草「並木藪」
江戸っ子好み2
食べ歩き柳川とご飯を頼むべきか。 柳川丼をかき込むべきか。 吾妻橋「どぜう ひら井」で散々悩んだあげく、ここは切り上げて,蕎麦屋に足を伸ばすことにした。 近くの「吾妻……
続きを読む -
我妻橋「ひら井」
江戸っ子好みの味。
食べ歩き丸鍋は、小鍋にささがきゴボウを敷き、どじょうをのせ、割下を注いだ状態で運ばれてくる。 卓上で火にかけ、たっぷりのせたネギを乗せて、くつくつと沸く頃にはネギはし……
続きを読む -
国領「ドンブラボー」
皿から口へダイブ。
食べ歩き「美味しくて、皿から口に飛び込んでくる」という意味を持つ料理、サルティンボッカは各地にあるが、最も有名なのは、ローマ風である。 仔牛肉を叩いて薄くし、生ハム……
続きを読む -
GINZA脇屋
食べ歩きginza脇屋 ★シャンタン 故宮博物館模写 湯燗器 そっと入る。 やや、塩を強く感じる ★モロコ カラスミ ★焼味シャオウェイ シューヨー チ……
続きを読む -
師と弟子、コラボの意味。
食べ歩き「コラボは意味がないと思います」。 「ルマンジュトゥー」谷シェフと「トワヴィサージュ」國長シェフという、師弟コラボ会で、最初に谷シェフから発せられた言葉である……
続きを読む -
銀座「GINZ脇屋」
炉の料理。
食べ歩き中国料理だというのに、中華鍋を一度も使わない。 厨房には、北京鍋も広東鍋も置かれていない。 ソースは、胴の小鍋を使って仕上げる。 それゆえにどの料……
続きを読む -
水天宮 「蛎殻町 鮨すぎ田」
剥がしマグロ。
食べ歩き噛んだ瞬間、マグロは舌と同化した。 品のある脂の甘みを、すうっと流しながら、もはやどれが舌でどれがマグロだかわからない。 それほどまでに、滑らかである。 気……
続きを読む -
〈理論の負荷性〉
食べ歩き〈理論の負荷性〉 「自分が食べたいと思った料理を選んではいけません」。 若い頃山本益博さんから教わった。 普通の人なら、食べたいと思う料理を選べばいい。 し……
続きを読む -
白金「三和」
「精緻」。
食べ歩き「精緻」。 シェフの料理を食べると、いつもこの言葉が思い浮かぶ。 「精緻」と言っても、堅苦しいのでもない。 「精緻」と言っても、よそよそしいのでもない。 イ……
続きを読む