むつ

• 白身魚,
• 魚卵　白子

昔は当たり前のようにあった惣菜が、今はないということがある。 むつの子の煮付けもとんと見なくなった。 もっとも親自体も希少魚になって、割烹でも見かけない。 ……

一点の曇りなきビーフシチュー

• 東京,
• 牛,
• 内臓,
• 洋食

明日20時よりBS朝日「幸福の一皿」に出演します。 場所は、御徒町「ぽん多　本店」。 肉にナイフを入れれば、力を入れることもなく入っていく。 口に運ぶと、……

鮭児のスープだと言う

• 東京,
• 白身魚,
• 魚介,
• イタリア料理,
• スープ

鮭児のスープだと言う。 身と骨、皮、内蔵を、すべて煮溶かした鮭児のエキス。 肝の妖艶も骨の太い滋味も、身の清廉も皮の香りも一緒くたになって、舌を包む。 コ……

猪である。羊である。

• 東京,
• イタリア料理,
• 羊　ヤギ,
• ジビエ

猪である。羊である。 外モモと内の間のシンタマを、固まりでローストし、切った。 分厚い。５センチの厚みある肉にナイフを入れる。 大ぶりに切って口に運ぶ。噛……

大阪にあって東京に

• ジュース,
• 大阪,
• 食のお作法

大阪にあって東京に存在しないもの、その一つが「ミックスジュース」だ。 今日もたまらず、道頓堀の「アメリカン」で頼んだ。 薄桃色の液体が、グラスの中で楚々と佇……

自然への畏敬。

• 和食,
• 割烹,
• 京都,
• キノコ,
• 川魚　淡水魚,
• しる汁物

京都「なかひがし」で土瓶蒸しが出された。 岩魚と松茸、蕪の土瓶蒸しである。一口すすって、ほうっと顔が緩む。 自然なのである。 岩魚と松茸の香りが、自然のなりわ……

昼は、大阪の日常を

• 大阪,
• 揚げ物

昼は、大阪の日常を行く。 まず大黒町の行列絶えぬ「のんき亭」。 一人でコロッケ２０個ビフカツ１０枚とか買っていくおばさんが、何人もいるのだが、あれはどう処置……

大黒町「大井」にて

• 大阪,
• ご飯料理,
• とんかつ,
• 安くて旨い。B級　大衆食、1999円までの味

大黒町「大井」にて、名物「カツライス」。 薄いトンカツを切ってご飯にのせ、デミグラスをかけたもの。 いい。下品の品格極まる。 揚げたてカツは所々衣の存在感……

素っ気無い。

• 岐阜,
• 木ノ実ナッツ類　栗,
• 和菓子

栗は色も形も味も渋く、どちらかといえば地味。 その素性のままに、岐阜中津川「すや」の栗きんとんも素っ気無い。 最初は甘みを感じさせず、次第にしとしとと、栗の風……

まず一軒目

• 魚介,
• 大阪,
• すし

まず一軒目、生シャコに鮭児、ムースのような、滑らかなカツオ、天然舞茸とタイのスープ、綺麗な脂、白金ぐじ昆布シメ、さばの棒寿司、かすご。ああああ。