浦佐、そば屋「長森」。
目前には、雪原と雪山。
鋭利な風がすいっと頬に当たる。
縁側にちゃぶ台をだし、雪見酒。
お相手は、ちんちんに熱燗にした、八海山本醸造。
くっと酸味が効いたお新香。
いやあ、きもちいい。
目に広がる、光の贅沢を味わいながら、盃を重ねる。
頭寒足熱ならぬ
頭寒胃熱だ。
まったく酔わない(気のせいですけどね)。
すでに相当飲んでいるのに、
縁側だけで、8本は空いただろうか。
50過ぎ男が6人、
幼稚園児のようにはしゃぎ、
心から飲みあった。