森の神秘をスープに。

食べ歩き ,

人間にが触れてはいけない、聖なる森の神秘があった。
香茸、タマゴダケ、セップ、モリーユ、ハナビラダケ、松茸のスープである。
様々な香りが、様々なうま味が、混沌と溶け込んでいて、誘惑する。
とても蠱惑的でありながらも、清明な純粋がある。
飲むほどに、体に溜まった脂肪の汚れや、ど 毒素の淀みが霧散していく。
絶対的な茸の精が、静かに語りかけ、森の奥へ奥へと誘い込む。
これこそが、山に分け入っては茸を採り、茸に熟知した、石井シェフならではの、回答である。
「ル・ミュゼ」にて。