最後の食事と最初の食事

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謹賀新年。
今、仕事から帰宅いたしました。

2005年栄えある最後の食事は(こういうくだらないことに、ケッコウこだわるのです)、NHKの食堂のまずいラーメン。
と、いいたいところですが、なかなかいけるのです。

空いていたので、麺を硬めに茹でてもらい、明らかにくたびれたもやしを抜いてもらった。わがままな注文もにこやかに応対してくれた調理のおじさんもいい。

スープは透明感あって、旨味調味料はもちろん入っていていながらも、学校帰りに百円玉数枚握り締めて食べた、街場のラーメンの温かみが少しある。うますぎない東京ラーメンの系譜だ。

二枚はいる叉焼(煮豚)も肉臭くなく、後は海苔とシナチク、葱といった布陣(ナルトが入ってればなぁ)。麺は中太ストレート麺でいたって普通。油っぽくないさらりとした醤油味のスープともよく合っている。即席でこれだけできれば大したもの。

値段は210円(社食ですから)。わざわざ食べに出かけようなんて、夢にも思わない普通のウマサである。

ちなみに、2006年最初に食べたものは、やはりNHK内の打ち上げパーティーで出されていた、<strong>洋梨苺でした。