旬の歳時記 マコガレイ6-10 2012.09.09 食べ歩き , 赤身魚 , すし Tweet マコガレイはいなせだなあ。 くりっとした歯応えが凛々しく、男前。 すっきりとしてクセがなく、うまみが自然体でウソがない。 男っぷりがいいねえと、すし屋で食べるたびに声をかける。 味に甘えたところがないから、食べた後が心地よい。 背筋がただされるような握りである。 これもまた、マコガレイの活かり方を見切り、ミリ単位で切りつける鮨職人の、いなせな仕事ぶりがあってこそ、生かされる味なのである。