心底嬉しいのだけどね。

日記 ,

夜にホテルの部屋で一人コーフンした。
素直に無茶苦茶うれしい。
サッカー好きな人なら、前半を見ている限りでは、よく1-0で終わったというのが、正直な感想だった。
守備が全くはまってない。
これではイングランド対イランのように、大量失点では、という気持ちもよぎった。
なにしろ前半でドイツのボール支配率74%である。
しかしサッカーは30本のシュートより1本のシュートで勝つてしまうスポーツである。
確率論ではない。
ドイツのシュートミス、権田のセーブ、3バックへの森保監督には珍しい早い変更、ドイツの選手交代の裏目、ホームのような応援など、すべてが偶然に近い好条件がまとまった結果なのだろう。
なにより驚いたのは、我々が散々思い知らされてきた、最後の1秒まで諦めず、精力的に動く、ドイツサッカーが感じられなかったことだ。
それは前回のW杯のトラウマをまだ引きずっておるのかもしれない。
たが、喜んでばかりはいられない。
レオザが面白いことを言っていた。
「無茶苦茶うれしい。でも父親が娘の結婚は素直にうれしいけど、相手の男がダメ男だけに複雑な心境と同じに不安がある。他の人に、あんたは父親だから娘が嫁ぐのが寂しくて素直に喜べないんだと言われたりするが、そうじゃない。本当に娘の成功を考えると、喜んでばかりはいられない」と。
やはり不安がある。