岡山駅の「デミカツ」

食べ歩き , 駅弁 ,

腹が空くカツサンドである。
岡山駅の「デミカツ」は、原材料表示にも「濃厚ソース」と記されているわけだが、食べるとそうでもない。
しかし、飲み込む辺りで、その「濃厚」がそっと顔を出す。
口は、甘辛い、濃厚な余韻で満たされる。 食欲が刺激される。 食べるごとに腹が空く。というわけである。
さらにマスタードがケッコウ効いていて、こいつも後から追いかけるように辛さがやってくる。
この二つの時間差攻撃にやられて、瞬く間に食べてしまう。
また、デミグラス故にソースの粘度が高く、食べ進んでもカツとパンがずれることがない。
パンと一密着し、一体化して、どうだどうだ通してくるのである。だから浦風さん、これはヨコで食べても大丈夫ですよ。