奥能登、茸狩。

食べ歩き ,

奥能登、春蘭の里の多田村長に連れられて、茸狩。
豊作。豊作。
「しばたけ(あみだけ)はゴミ取らんで、茹でてな。色変わるから。このしもおこしは、炒めがええな。石突きはカットせんで、削るように取って炒めりゃうまい。、
さまつたけは、薄皮剥いてから、笠と軸を一緒にするようにして切って炒めな」。
お教えに従って、あっちゃんにも料理してもらいました。
「うちの自然栽培の葉っぱももつていつてな。いやあれは自然栽培でなく、放置栽培だな。ガハハハ」との言葉にも甘えて、葉類、茎類もたくさんもらいました。
蕎麦の葉と茎のおひたし。
タカ農園の白蘭(白菜とキャベツのあいの子)と豚肉、油揚の炒め煮。
芋蔓のニンニク風味炒め。
しもおこしの卵とじ。
しばたけの豚汁。
さまつたけのオリーブ油炒め。
ナスの味噌炒め
「食べながら、やはり野菜や茸が力強いと、ちょいと手をかけるだけで、こんなにうまいね」。
特にさまつたけ。、地元ではバカタケと言われて、食感は松茸そっくりながら香りがないと、冷遇気味だが、炒めてみたら、バターを使ってないのにバター香が漂って、「うまいつ」と叫ばせるのだった。