元町「ヌーダ」 2012.12.09 食べ歩き , 光り物 , 兵庫 , スペイン料理 Tweet 元町「ヌーダ」。であった 皮目だけをさっと温めたイワシを二匹、重ねている。 そう、温めたという表現がまさに正しく、今まで食べた事のない温度帯なのであった。 イワシは熱くか冷たくするのが、料理の基本である。 これはティエドという感覚より、ぬるい。 食べれば良質の脂がふわりと溶けて、艶かしさと優しさが舌に広がる。 イワシが色っぽい笑顔で、ふふふと笑いかける。 僕はその前で、なす術もなく、ただにやけるしかなかった。