今年も痩せた。
去年は96kgから83kgに落とし、一時はガン説が流れていたらしい。
しかしガンではないことに、その後順調にリバウンドを続ける。
指導してくれたMAROから、「安心してはいけません。ダイエットは一生ですから」と言われていたのにも関わらず、ほぼ元の体重に戻ってしまった。
体はデブの形状記憶をしていたようで、11月の時点で再び96kgである。
まず、効くという鍼灸治療に通った。
「牧元さんは、五臓のうち胃袋と肝臓が合計で7近く頑張っていて、後は1ずつと、五臓のバランスが悪い。これを治しましょう」と、鍼を打っていただいたが、食欲がなくなるはずが、まったく減らない。
二ヶ月以上通って、変化は感じられなかったが、毎回行くたびに今朝の体重を申告しなくてはいけないので、変わらないと申し訳なく、食べるものを少し減らして微量ずつダイエットしていった。
その結果わかったのは、
1.1週間に1〜二回、赤の他人に体重報告をしなくてはいけないのは効果がある。
2.鍼灸代を無駄にしたくないという、思考が芽生えて頑張るようになる。
3.夜に外食しないと翌朝確実に痩せているという当たり前の事実を発見した。
しかし3は、私の職業上、かなり難しい。
次に始めたのがHIITである。
タバタ式と同じ、二十秒激しい運動をして十秒休む繰り返しで、約四分から六分やる。
なにしろ4分と短いのがいい。
しかしそれでも長く続く方法を考え、YouTubeに多く挙がっているHIITのなかから「のがちゃんねる」という“のが”という謎の若く可愛い女性のチャンネルを見つけた。
運動の説明や、「今半分です」「もう少しです。頑張って」との声かけを、可愛い声でしてくれるのがいい。
その効果で、二ヶ月以上続いている。
これで思う。
1指導系YouTube(運動や学習など)は、イケメンかイケ女でないと、続かない。
2.指導者の声がポイント
3.若さもポイント
最終手段として、これはファスティングも1月に二日、2月に3日した。
減量という意味では、最も効果があるが、筋肉が落ちてしまう点があまりよろしくない。
さらに漢方も飲み始めたが、コレはまだ効果はわからない。
酵素風呂も入ってみたが、500gしか痩せない(水分が出ない)ことがわかった。まあサウナより効率的だが。
結局結論から言うと食生活しかないのである。
二月は取材旅行が二回あってきつかったが、数ヶ月前から調整をし、外食を減らした。
外食をしても昼だけ、夜だけにして、その日はそれ以外にはナッツしか食べない。
外食では、炭水化物は極力減らし、甘味は取らないようにした。
コレが確実に痩せていく。
なにしろ昼も夜も、下手したらその間も外食という仕事なので、これはかなり難しいが、できうる限りやった結果、今年も83.9kgと、12kg減った。
ガンではない。
ちゃんとしたダイエットである。
後は「食べなきゃ痩せる」という自己矛盾と、いかに折り合いをつけるかである。