ピーナッツバターは、段取りが上手な、ハーフの男性

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ピーナッツバターは、段取りが上手な、ハーフの男性である。

パンに塗られるために生まれたのに、他の料理への展開がしやすい。

和食にも生かさながら、食べると、どこか洋を感じさせるあたりがそう思わせる。

まずパンに塗る場合は、無糖のピーナッツバターを用意し、好みの甘さまで蜂蜜と合わせる。

さらにはピーナッツを買い、砕いて混ぜこみ、食感を楽しむ。

パンは四角い食パンを薄切りにしたトーストが、最も合う。

料理として他に生かす最も簡単な方法は、醤油味のカップ麺に入れて、ラー油を少し垂らす。

混ぜて食べれば、おお、ちょっと粋な担々麺ではないか。

さらに炒めた豚ひき肉や、茹でほうれん草を入れるなどすれば、完璧である。

これはつけ麺や冷やし中華にも応用できるので、試してほしい。

あるいは胡麻和えの衣として使うのはどうだろう。

メープルシロップと少量の醤油を入れ、水で少し緩くしてから、茹で青菜にかける。

ピーナッツの香りが青菜の味を豊かにしてくれる。

または味噌汁のコクづけとして、少量入れる。

青カビ系チーズに蜂蜜とピーナッツバターをかける。

ネギと生姜、ニンニクの微塵切り、辣油、醤油、酢を混ぜ込み、茹で鶏や茹で豚ばら肉のソースとして。

サテ風に、鶏に塗ってオーブンで焼く。

八丁味噌と同量で合わせ、野菜のディップや生春巻きのタレとして活用する。

ほらどうです。

使い勝手がよくて、そばに置きたくなる男ではありませんか。

その上一切文句を言わない。

オススメです。