デリーの極辛カシミールと、木々の香りをマリアージュ。
うん、カシミールも喜んどる。
カシミールの辛さを消火するのは、ジャガイモの役目。
男爵もいいが、メークィンで鎮火する方が効果があると思う。
ちなみに水は、消火ではなく辛味促進ね。
鶏肉はバターで炒めて入れて、軽く煮込む。
スプーンとフォーク、食べ比べてみればわかるが、フォークの方が圧倒的に辛い。
恐らくスプーンはソースを多くすくうが、舌より喉に流れる量が多く、フォークは舌全面にソースが付着するからである。
ご飯は消火には使わない。
白いところが一点もなくなるよう、よくよく混ぜる。
焦げ茶に染まったご飯と焦げ茶のソースのなんと美しいことか。
相当に辛いのだが、カラメルの香りと甘みが潜んでいて、スプーン持つ手が止らない。
次第にソースの量を増やし、スープカレー状態とし、ご飯を食べているのかソースを飲んでいるじゃわからない状態まで持っていく。
だからソースは、この写真の三倍量くらいね。
でも一人だからソースは残る。
洗い物をして、テラスに戻る途中、鍋に残ったソースを見て、またスプーンで二匙飲んでしまった。
いけない子は、いま汗が猛烈噴出中で止る気配が見えません。
デリーの極辛カシミールと
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