カレーそばの存在意義。 Significance of Curry Noodles

食べ歩き , ポエム ,

昨日は飲んでしまった、なんてえ昼は、カレーそばがいい。

そば屋に入り、運ばれてきたら、七味をたっぷりとかける。甘辛い出汁が痛んだ食道を撫で、

カレーの匂いが、鈍った食欲を叩き起こす。

カレー餡が、舌や口腔内の粘膜をとろりと舐めながら、消えていく。

そんなのんびり感も、弱った体には優しい。

食べ終えると、汗は最高潮に達し、昨日の酒がようやく退散していく。

この瞬間のために、カレーそばはある。