インドや、ネパールでの粉食文化は深い。
今回ネパールのフェアフィールドマリオットで3回朝食を食べたが、様々な粉食に出会うことができた。
まず注文すると、四つのインドネパール食文化圏の焼き物が用意される。
プーリー、ドーサ、ウッタパム、パラタである。
小麦粉でつくったチャパティの生地をのばし、何層にも折り重ね、薄く伸ばして焼いたPARATHAは、パニールパラタでいただいた。
豆と米を発酵させて作った生地を、クレープ状に焼いたDOSAは、マサラドーサでお願いした。
開いて中にアチャールやカレーを乗せ、くるくる巻いて食べる
全粒粉の小麦粉(アタ粉)の生地を薄く伸ばし、油で揚げたPOORIは、メースプールでお願いし、じゃがいものカレーと一緒にして、アルプリとして楽しむ。
さらに南インド料理の一つで、米粉と豆の粉をベースにした厚焼きパンケーキのUTTAPAMは、トマトオニオンで頼み、チャツネをつけながら食べる。
もうこれだけで楽しいのに、ビッフェには日替わりで様々なインドパンが置かれている。
まだある。
小麦粉、セモリナ、砂糖、フェンネルシードを使い、金色に揚げてから、香ばしいカルダモンやサフランのシロップに浸したマルプア (Malpua)
南インドやスリランカで人気のある朝食や軽食、ウラド豆と米を水に浸し、ペースト状にした後、発酵させて蒸したパンのイドゥリ (Idli) 。
ふんわりとしたスポンジのような食感で、チャトニーやサンバルと一緒に食べるとおいしい。
インドのラージャスターン州マールワール地域が発祥のスパイシーな揚げペストリーで、マイダ粉の生地に、緑豆ややタマネギ、スパイスを混ぜた具材を詰め、揚げたカチョリ(Kachori)。
豆の粉に卵、ニンニク、生姜を加えたネパールのお好み焼き、BARA。
いやあ、こ入れや楽しい。
でも太っちゃうな。