神戸「ル・パッサージュ」

こんなに多くの銅鍋がある厨房を、久しぶりに見た。  

食べ歩き ,

おそらく40個以上はあるだろう。
こんなに多くの銅鍋がある厨房を、久しぶりに見た。
「アラカルトで様々なソースを作りたてで出すには、どうしてもこれだけいるのです」。
神戸「ル・パッサージュ」の春名公章シェフはそう言われた。
作りたてのソースは、どれも軽やかで香り高く、なによりエレガントである。
堂々たるフランス料理の皿にときめく。
デカダンスを伴った美学に酔いしれた夜だった。
料理の詳細は後ほど
前菜1 ジブロット コンソメジュレとホワイトアスパラ
前菜2鳩のパイ包み焼き 赤ワインソース
魚料理 舌平目の白ワインソース マッシュルームの香り
肉料理 ナバランプランタニエール 春野菜添え
デセール ヌガーグラッセ。
ミニャルディーズ