〜食ライターのお仕事〜

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〜食ライターのお仕事〜
人は楽に慣れると、戻れない。
去年の春には、月16本連載をこなしていた。
2日に一本だが、不定期の原稿依頼もすべて受けていたため、毎日一本以上は書き、講義用資料作成も作り、FBもきちんと投稿していた。
これはかなり多い。
しかしコロナの余波で、月8本に半減した。
講義もゼロとなった。
こうなると、締切に追われる生活から解放される。
以前は、毎晩寝る度に、明日はあの原稿の締め切りだから5時に起きようと、目覚ましをセットしていた。
いまはテキトーで、8時にセットしたり、9時にセットする。
それでも早起きしてしまう自分が悲しいが。
とにかく原稿締切という強迫観念から解き放たれているため、いやがうえにも、締切日が来ないと原稿を書かなくなった。
同時に、FBの投稿も楽をするようになり、食べた食事のアップがかなり遅れるようになっていった.
楽体質というぬるま湯に、どっぷり浸かったためである。
いまは、原稿減による収入減の不安より、また増えたらどうしようかという不安を抱きながら、のんびりと過ごしている。