<飲食店で酒を飲まない20の効果>

食べ歩き , 日記

昨日は昼がフレンチで、夜がお寿司だった。
フレンチでワインを飲まず、お寿司のつまみでお酒を飲まない。
これは飲酒を始めたハタチの頃から(ちょっとウソ)初めてである。
軍鶏のロティ、ヴァンジョーヌとチキンコンソメのソースでワインを飲まない。
蒸し鮑の肝ソース和えで、日本酒を飲まない。
これは酒飲みにとって、耐え難い苦痛である。
辛子明太子やイクラ醤油漬け、鮭の塩焼きや牛肉のしぐれ煮がありながら、ご飯は絶対食べちゃダメよ。
白いご飯はなしで、麻婆豆腐や豚の生姜焼きを食べろ。
そういわれているのと、同じ苦痛である。
化学的に言えば、塩分調整を口中で行えず、ストレスが溜まる。
さらにお酒は、口内調味に酔うという効果もあることを知っているだけに余計苦痛である。
お酒飲めない人の気持ちがわかるだろうという人もいるが、こちらはもともとお酒が飲めて40年も楽しんできた人生を(これも少しウソ)、かなぐり捨てろというのだから辛い。
お酒が飲めない人に、お酒を無理やり飲ませるのと同じ苦痛だと思う。
無論禁酒法ではないので家で飲めばいいのにという人もいるが、僕の職業は外で食べ歩くことなので、叶わない。
そこで飲食店での、お酒なし効果はどのようなものだったか、考察してみたい
1.すぐお腹が一杯になる。
2.お酒を飲まない食事時より、味がよくわかることはない。(ただし飲みすぎて、後半覚えていないときは除く)
3.酒のために味変して食べようとは思わない。
4. お湯を徳利に入れて盃で飲んだり、ペリエをワイングラスで飲んだりしたが、代替え品にもならない。
5.食事時間中、虚しさが続く。最後まで続く。
6.現実逃避ができない。
7.女性を口説く気になれない(元々口説いたかという問題はあるが)
8.帰りの電車で乗り過ごさない
9.やたら喉が渇いた気分となって、水やお茶を飲むため、トイレが近くなる。
10.大好物な魚の内蔵系をあえて頼もうとは思わなくなった
11.居酒屋での余計な注文が減る
12.写真フォルダに撮った覚えのない写真があるということがない。
13.居酒屋で飲むということは、人に会いにきているのだということを、再認識する。
大阪の老舗バーのご主人がこんなことを言われていたことを思い出す。
「バーは社交場なのです。お酒を通じて皆さんとお話が出来る。初めてあった方達が心が通じ合える。そんな場所だから80過ぎても楽しくてしょうがないんです」。そう千頭さんは嬉しそうに笑った。
14.ワイングラスや盃をつかむ右手が手持ち無沙汰になって、震えだす。
15.ここで日本酒を飲んだら、ここで白ワインを飲んだらと想像しながら食べていくので、味覚想像力が高められる。
16.同時に日本酒やワインへの感謝の気持ちがたかまり、もっと大切に飲もうという真摯な気持ちになる(解禁したらまたぐびぐびやりそうだが)
17.昨夜うなぎの白焼きが出たが、塩とわさびで食べ、白焼きに欠かせない醤油が欲しくなかった。
18.普段家では滅多に酒を飲まないのだが、夕食後に帰宅すると、ついウィスキーを飲んでしまう。
19.夕食時の会話が若干減った気がする。
20.よって最近は、以前ほど酒を飲んでいない。しかしそれなのに、アルコ-ル中毒のように、酒を渇望してやまない自分が常にいる。
チャーチルは言った
「酒と女とタバコを我慢して長生きしたバカがいた」。
老人と海
「他人をより面白い人間にするため、私は酒を飲む」
立川談志
「酒が人間をダメにするんじゃない。酒は、人間は元々ダメだということを教えてくれるものだ」
最後に映画「バガーヴァンスの伝説」のセリフを書く
「酒を飲むってどういうこと? 」と、たずねる少年に男(マット・デイモン)が答える。
「酒を一杯飲むと、千個の細胞が消えていく。ただし細胞は数百億個あるから無くなりはしない」。
「まず最初に無くなるのが、悲しさの細胞だ。だからやたら楽しくなる」。
「次が静けさの細胞だ。声が大きくなる」。
「次が、バカの細胞だ。利口になる」。
「最後が 記憶の細胞だ」。
みなさんも様々なさ県債効果を体験していると思うので、ぜひコメントください