インドでワシも食べた⑦
カリムホテルのパン焼き場。店を出た外にステージのようにあって、注文が入るたび手前右の男性が生地を伸して成型し、奥の男性に渡す。
奥の男性はタンドールにて焼き、焼きあがると鉄棒に突き刺して、こちらにそのまま投げるという仕組み。
今まさに焼きあがったナン(店の人はそう呼んでいたがどうもナンらしくない)を、飛ばそうとする瞬間だ。
昼時は混んでいるが、このパン焼きで二人を使っているところがすごい。
さらにいえば、奥の男の壁際にケータイがあるのが見えるだろうか。
コイツでしょっちゅう私用電話(恐らく)しているため、パン焼きが滞るのだった。
ナンが今一つふっくらしていないのもそのせいか。