ハノイ救済報告vol2 チェー。

食べ歩き ,

チェー。
ベトナム版「あんみつ」もしくは「かき氷」であるが、
そのどちらでもない。
深いグラスの底に具材を入れ、その上にクラッシュアイスを入れるところは
かき氷だが、、その具材の数、バリエーションが半端ない。
写真は、煎り米とコーン。
おなじみ小豆煮に、 金時豆、ナタデココ、白 玉団子、タピオカフルーツ、 
タロイモの甘煮、サツマイ モの甘煮、各種フルーツ、黒ゴマ、蓮の実
ロンガン、ピーナッツ、粟、白キクラゲ、もち、黒くわい、玉子
各種ゼリー、バジルシード、ピーナッツ餅…。
20数種あり、客は店頭で指さし手、好きな組み合わせを完成させる。
ここには、日本人はなまけものだと思うほど、
豊かな食への探求心がある。

元々は年中行事がある時に、お客様をもてなすために作られたものだそうだ。
一杯約45円~。
店は、フランス統治時代の名残りで、赤レンガとシャンデリアのある古い建物。
日本に会ったら、片山正通辺りが、クラブにしちゃいそうな建物だ。
しかし、見えるかな。
椅子は小さく粗末なプラスチック椅子。
ミスマッチが素敵。
ご覧の通り、粘りがあって、スプーンに絡みつく不思議な食感。
これが魔力となって、つい癖になるわけだ。
(詳しくはアルバム見てね)

日本人がすんなりおいしいと思うのは、やはり小豆煮、

じつはここ年間純利益500万円だという。
日本の価値観で言えば5000万円…。
原価率は実に低いだろうから
仮に原価率0%としても、一日308杯。
まあ400杯は売っていることになる。
恐るべし。