うどんとしての恥ずかしげな主張 2017.07.10 食べ歩き , 福岡 , うどん ひやむぎ そうめん、きしめん Tweet 「牧のうどん食うたけど、どこがうまいのかわからん」。 久留米の人は、言う。 そんな久留米人が愛してやまないのが、「立花うどん」である。 うどんは博多とは違って、柔らかくはない。 いや、やわらかいのだが、ふんわりねちゃとした、微かなコシがある。 控えめながら、うどんとしての恥ずかしげな主張が、なんとも愛おしく、博多より濃く出汁をとったツユと、よく合うんだね。 鳥栖まで進出した牧のうどんだが、久留米には出店しない。 その理由がよくわかった。