韓国にはなぜ、ニンニクと唐辛子が根付き、日本には根づかなかったのか。
中東さんと話した。
彼が韓国で大根を炊いたとき。
柔らかくなるまで炊いても、全く味が出ない。
ところが1時間炊いたら、濃い甘みが一気ににじみ出たという。
それは日本のダイコンより強力で、
ミネラルの濃さの違いに愕然としたという。
ああそうか。
韓国の野菜はミネラルが強いから、
それを緩和させる意味で、ニンニクと唐辛子が必要だったのかと。
おでんにつける芥子と似て、
強い調味料を野菜にぶつける必要があったのだと。
写真はソウル宮中飲食院での水キムチ
体に清涼と滋養を呼び込む
「オルガリ ヨルム ムルキムチ」。