まずは鳥カツとハイボール。
サクッと揚がった熱々の鳥カツをかじりながら、ハイボールを飲んで喉を鳴らす。
お次は「ちくわ天」を迎え撃つために、「松の司」。
こちらも揚げたてアツアツに歯を立てれば、「カリッ」と衣が音を立てむっちりと甘いちくわに包まれる。
「ふふ。うまいなあ」。思わず笑みこぼれて、「長珍」を追加。
昼から幸せだあ。
隣のオヤジも日本酒に二杯目を追加注文した。
そろそろここで、うどん。
「素ぶっかけ」にたまご天をのせて「つるるるるぅっ」。
「きざみうどん」を追加して、「ずるっ。つるるるるぅっ」。
太くない、細うどんは、日本酒の肴としてもいける。
この酒揃い、少し赤ら顔、明らかに酒好きな伝説のうどん職人木田武史さんは、そう思て、太いうどんから細うどんへ変更したのだろうか。
大阪難波、昼酒の幸せが満ちていく。
き田けうどん