雑煮 2012.01.03 日記 , 白身魚 , レシピ , しる汁物 Tweet 江戸時代に記された守貞慢稿によれば、雑煮の本名は「ほうぞう」で、五臓を保養する意味で“保臓”と書くとある。 各地方で、様々な雑煮があるが、我が家は祖先の鹿児島と東京が交じったスタイルだ。 エビ、三つ葉、柚子、蒲鉾、焼きもちに、一塩して焼いた寒ブリを入れる。ブリの脂の甘味と血合いの酸味が加わって、出汁は深々とした凛々しさを増し、滋味が体の隅々へ染み、まさに五臓六腑に染み渡る味わいとなるのである。