インレイ湖畔にある、ベイヤーユアマ村のウーチョーテントーサントゥエ一家(なんて長い名前だ)尋ねる。
いかにも肝っ玉母さんが自ら、はや熟鮓の作り方を説明しながら作ってもらう。
赤米に、ニンニク刻んだのと赤唐辛子粉をたっぷりと入れ、生魚の切り身を少しだけ入れて混ぜこむ。
しかるのちバナナの葉に包んで、1日から2日置いて食べるという。
なんと塩をしない熟鮓なのである。
さて昼ごはんは、お祭りの時に食べる代表的な惣菜を用意してくれた。
写真の順に、甘さと味付けが控えめな豚の角煮。豆の甘みが優しく出た、甘くないお汁粉のような黒豆のスープ。そしてニラの根の胡麻和えである。
昔シャン族の王族が食べていた料理だというが、王族料理の割には質素でヘルシーなのである。
さらに碁石状の納豆団子もあったので、それらをご飯の上に乗せ、ブッロコリーの炒め物も合わせて、混ぜながら食べる。
ウーチョーテントーサントゥエ一家(なんて長い名前だ)全員集合。娘さん木之内みどり似の(古いか)美人。
ウーチョーテントーサントゥエ一家全貌。