師匠(ちゃん)と弟子(こ)が食事をすることから、
料理人を(ちゃんこ)と呼んだことから、
長崎巡業した関取が、中華鍋の「チャンクォ」を料理に用いたことからと、命名由来は、諸説紛々。
つゆは、昆布だしに醤油味、白味噌、赤味噌、にんにく風味、辛いチゲ風などなど、千姿万態。
具は、四足(手を突くこと)を嫌った二本足の鶏肉や白星を表した鰯ツミレなどの縁起担ぎから、牛、豚、魚、貝類、伊勢海老、野菜、茸類などなど、百部屋百様。
共通するのは、栄養バランスのよさと飽きないうまさ。
太っ腹で寛大な愛情。
鍋を囲めば、一同陽気で笑顔生まれ、
湯気の向こうに、力士が見える。