機内食の欠点は、湿度が低いことにある
高山で、匂いがあまりしないのと同じ原理で、香りが揮発しないため、食事も酒も感じ難くなる。
例えばこのビーフストロガノフの味覚は捉えることができるのだが、風味が乏しく感じてしまう。
だからカベルネ・ソーヴィニヨンを少し垂らし
混ぜる。
地上ではそうすると、アルコール臭が立って、馴染まないが、機上では、これがいいアクセントとなって、風味が増す。
同様にチーズケーキもベイリーズをもらって、口の中で合わせた。
なんて偉そうに言っているが、ただ酒を色々飲みたいだけだという噂も。