本棚を見ればその人がわかる

日記 ,

本棚を見ればその人がわかる。とよく云われるが、僕の本棚は有識者でなくともすぐにわかるだろう。
およそ90%が食べ物の本ばかりである。
小説はごめんなさい、ほとんど読まないのでわずかしかない。
ところでこんな写真をアップしようと思ったのは、二年ぶりに書斎(と勝手に呼んでいる小部屋)を掃除したからである。
なめていた。二日半もかかった。三が日が書斎の掃除で潰れた。
これで掃除したの? と思う人もいるかもしれないが、今までは「床」が1センチ平方も露出していなかった。
積み重なった本が床だったのである。
「床が見えてきた」1日目の整理が終わった時、くしくも妻が言った言葉である。
掃除したおかげで9つの発見が得られた。
① 目覚めるたびに、ああこの本はここに収納しようというアイデアが浮かぶ。
② 行方不明だった(それも最近読みかけの)本を多数見つけた
③ まだ読んでいない本のコーナーを作って、数えたら74冊あった。嬉しいがうんざりもした。まだアマゾンのほしい物リストには、1000冊もラインナップされている。
④ 2冊買ってしまった本が2冊あった。
⑤ ケンゾーエステートの「藍」が出てきた。
⑥ 特別な醤油と胡麻と南米のオリーブオイルが出てきた。
⑦ 15年前の手帳が出てきて、今は無くなった店の店名と電話番号を見つけた。
⑧カバーだけ出てきて、本体が見つからない本が3冊あった。
⑨一番驚いたのは、買ったことを完全に忘れていた、「人生がときめく片づけの魔法」という本が出てきたことである。

2017