我ながら大変危険な炒飯を作ってしまった。
「なれずしの生ソーセージ炒飯」である。
鮎の熟れ鮓を混ぜた生ソーセージという、大変エロい食べ物を、刻んで炒飯にした。
温めて、1本は小口にし、1本は微塵にし、少しだけ生姜の微塵を加えた玉子炒飯に加えてみた。
ああ、やめて。
熟れた匂いが食欲を煽る。
ふふふと、不敵な笑いを浮かべるソーセージのクセが、米一粒一粒にからんでいる。
これはハムユイ炒飯より危険度は高いかもしれない。
香港の人に教えたら、虜となるかもしれない。
添えたスープは、炒飯の個性が強いので、あっさりとした味にし、少しだけ酢をきかせた。
一人食べながら、笑い、「止まらん」と、叫ぶのであった。
我ながら大変危険な炒飯を作ってしまった
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