高速の真実。

日記 ,

アウトバーンを走った。
初日は約五百キロ。
朝東京を発って、静岡と名古屋に寄り、大阪に夕方はいる。
そんなスケジュールだったがまったく苦にならない。
快適なのである。
「いくら速度無制限といっても、最近は混雑していて200キロは出せない」。
そう聞いていたのだがとんでもない。
走行車線の平均巡航速度140~160キロ ただしトラックは100キロ。
追い越し車線平均は、160~200キロ。
160キロで走っている感覚は日本でいえば、120キロ。
追い越し車線は追い越し車線。日本のようにずっと追い越し車線を走っている車はほとんどいない。
さてこうして速度が出しやすいのは、
1,平均巡航即時が早く、のろのろ走っている奴や、急に車線変更したりする奴がいない。
2,カーブが少ない。(ドイツは山が少ないせいもある)
3,同様の理由で平坦である。
4,他に道路が見えず、ただただ大地の中を突き進んでいく開放感。
見晴らしがいい
5,高速だからといって特別視されていない。見よガードレールを。
(風力発電の景色もまたよきかな)
都市部を抜けるとき以外は、高架にもなっていないのだ。
6,出口では、車線が一つ減り、入り口でまた増える。ゆえに走りやすい。
7,ドイツ車の高速安定性。
我々の車は、フォルクスワーゲンのゴルフトゥーラン
http://www.volkswagen.co.jp/cars/golftouran/index.html
 ミニバンである。直線ベタ踏みで190キロ。ちょいとした坂道で200キロが出た。
だがなんの不安も感じさせない。制動のぶれもない。ぼくはイプサムやオデッセイやセレナで200キロを出す勇気はない。
だが200キロで走っていても、時折はるか後方にいたはずのライコネンの運転するシルバーのベンツが、瞬く間に後ろについて、パッシングされ、びびるが。