膨大な原稿

日記 ,

今週月曜から一人で軽井沢に来ている。
膨大な原稿(そのほとんどが来年のカレンダー用だが)のために、今週末まで引きこもっているのである(これが引きこもりというかはわからないが)。
木々の葉のざわめきと、鳥、虫の声に包まれる。
普段は必需のBOZEクワイエットコンフォートは、まったく出番がない。
都会と違い、人間の可聴領域以上の周波数に溢れる森の中では、たとえ遠くから自動車音が聞こえてこようとも、ストレスがかからず、サクサク原稿が進む。いや正確に言うと、原稿に取りかかる時間までが早いのである。
普段であれば、本を読んだり、ゲームしたり、ネットサーフィンしたりと、中々エンジンがかからないのだが、すぐに入ることが出来る。
空気や木々の香りも影響があるとは思うが、やはり人間が意識できない音が、一番影響していると思う。
ただし午後になると、虫達がたずねてくる。
小さな小さな羽虫が顔の前をうろつき、耳元でじゃまをする。
時折クマンバチや、アブまでもやってくるからややこしい。
「ベープさん」がかかせないのだが、ベープさんは、羽虫系にあまり効かないようである。
どなたか羽虫退却方法を知っていたら教えてほしい。